3月決算の会社は、5月末の確定申告の締め切りが迫ってまいりました。
ジオマネージもようやくひと段落つきました。
今期はフィッツジャパン株式会社と株式会社デジノートの合併、および「株式会社ジオマネージ」への社名変更がありましたので、経理上も少しだけ例年とは異なる処理が必要でした。
今回初めて知ったことを書いておきます。
ここでは、3月決算のA社が、10/1にB社を吸収合併したとします。
この場合、B社の貸借(資産・負債)は、10/1よりA社が受け継ぐこととなります。
では「B社が吸収合併される直前に持っていた現金100万円をA社に引き継ぐ」という処理を簡易的な経理ソフトで行うにはどうしたらいいのでしょうか?
A社の現金の科目残高に100万円追加してしまえばいいのでは?
と思いがちですが、それではA社の期首(3月決算なら4/1)の時点で100万円が追加されていたことになり、前期末の数字との違いが出てしまいます。
10/1から受け継いだことが明確になるよう、10/1に仕訳入力する必要があります。
■現金100万円を受け継ぐ場合は、
10/1 【借方】 現金 100万円 | 【貸方】 諸口 100万円 ※B社の現金を引き継ぎ
などの入力がいいようです。
「諸口」は数字が集計に影響しませんからね。
■借入金20万円を受け継ぐ場合は、
10/1 【借方】 諸口 20万円 | 【貸方】 借入金 20万円 ※B社の借入金を引き継ぎ
となります。
同様に、すべての資産・負債を10/1に引き継ぐ処理をします。
入力が終わったら、貸借がきちんと合っているか確認しましょう。
次に、損益(売上・経費)の方はどうしたらよいのでしょうか。
答えは、損益については合併後は引き継ぎません。
合併前の売上・経費は、あくまでもB社だけで完結させるのです。
B社は吸収合併される前の9月末までで確定申告をしているわけですし、もしA社の数字にプラスしたら売上や経費を二重に申告することになりますからね。
以上、日々の帳簿付けレベルのお話になりますが、もしも会社を吸収合併される際にはお役立てください。
帳簿付け係のつぶやきでした。
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