IISJ校長ニルマル・ジャインさん

ニルマル・ジャイン(Mrs. Nirmal Jain)さん 【前編】

interview01con.jpg「インド人が見る日本」の1人目は、東京と横浜でインディア・インターナショナル・スクール・イン・ジャパン(IISJ)を経営している女性の校長先生です。

たまたま彼女の親せきが1926年から日本でビジネスをしていた関係で、彼女も1969年に来日しました。
インドのアグラ大学を卒業した後、デリー大学法律学科を卒業。その後弁護士の経験をし、13年前に教師になりました。「良い教育と青少年の健全育成が社会に貢献できる人を生み出す」とジャイン先生は信じています。


ジオマネージインタビュアー(以下GM):

本日はお忙しいところお時間いただきましてありがとうございます。

ジャインさん:
いいえ、こちらこそありがとうございます。

GM:
まず最初はお仕事についての質問です。教師の仕事はいつからやられていますか。

ジャインさん:
もう13年以上になります。

GM:
東京でインド学校を始めた動機を教えてください。

ジャインさん:
東京近郊においてインド人の人口が増えてきたにもかかわらず、インドの教育が受けられる学校が無かったという現状が設立のきっかけになりました。

GM:
日本で学校を設立するにあたり、苦労したことは何ですかありますか。

ジャインさん:
インド大使館や、インド人の生徒のご両親などから色々なサポートをしていただいたお陰で、あまり大きな苦労というのは無かったと思います。
特にインド人のご両親たちは、東京へのインド学校の必要性をとても理解してくれて、本当にいろいろと助けていただきました。
もちろん、これまでの自分の経験を最大限に活かせたことも目的を達成できた要因かもしれませんが、何よりも周りの方々の協力があったからこそだと思っております。
皆様に心から感謝しております。

GM:
学校設立において、インドと日本の間で大きく異なる点はどんな点ですか。

ジャインさん:
インドでは学校の設立をした経験が無いので違いについては詳しくは答えられませんが、日本でやってみて感じたことは、さまざまな進行がとてもスムーズにいくということです。インドでは今でも進行が遅くてかなり我慢が必要ですから(笑)

GM:
学校を設立するときは、日本の企業からも何かサポートがありましたか。

ジャインさん:
いいえ、日本の企業からのサポートはありませんでしたが、日本にあるインド企業からサポートをしていただきました。

interview01con2.jpgGM:
現在、どのようなことを目標にしてお仕事をされていますか。

ジャイン先生:
横浜周辺にもたくさんのインド人が住んでいますので、去年横浜にも校舎を設立しました。日本に住んでいるインド人の子どもたちが、日本でしっかりとしたインド教育を受けられるようになることが私の夢です。
また、インドの教育制度に西洋の教育制度のいい点を導入できたら、とも思っています。現在インドの教育制度は丸暗記をさせる教育ですが、本来教育というのは人間の総合的なレベルアップにつながらないといけないと思っています。
今は、当校の卒業生が日本の大学にも認めてもらえるよう、がんばっています。生徒たちはみんな一緒懸命日本語を勉強していますので、彼らも日本の大学に入れたら嬉しいと思います。

GM:
日本人の子どももインド学校に入学できますか?

ジャイン先生:
もちろんできます。ただし、インド人の生徒と一緒に授業を受けていただくため、ある程度の英語力が無いと難しいと思いますので、現在のところは幼稚園児のみの募集とさせていただいております。
ただし、ご両親のどちらかが英語圏の国の方である場合などは、特別に途中入学も受け付けております。


日本という外国で学校を設立するというのは相当な苦労があったと想像してしまいますが、ジャインさんはそれほど苦労しなかったとおっしゃっていました。同じように日本に住んでいる他のインド人の方たちもインド学校の必要性を感じていて協力的だったのだと思います。
次回は日本での生活などについて答えていただきたいと思います。


関連リンク:
India International School in Japan

インタビュアー:アトゥール・ロクルカール(株式会社ジオマネージ代表)